マーティ語録研究所 - All rights reserved, all wrongs reversed!


by trans_marty
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

「メガデスは俺デス!」BYムステイン 終盤 これにて完パケ~ドンドンパフパフ♪

DM:「メンザとまた一緒にバンドをやれるのが凄く嬉しいんだ。Sloasについては・・・奴がいま何処に居るのか全く解らないんだよ!奴は、スタジオにやってきてアルバムの仕事を終えたら・・・すごくいい仕事をしたんだ・・・で、終わったら消えちまった。本当に忽然と居なくなったんだ!どう言えばいいのかわからねぇが・・・やつはナッシュビルのセッションミュージシャンて事以外は誰も奴のことを知らないんだ。何処かの家の今にぽつーんとベースギターが置いてあるのが脳裏に浮かぶんだが・・。兎に角、奴が何処に行ったか誰も知らないんだ。死体泥棒にでも持っていかれたかもしれん。何を言えばいいのかも俺はわからない。奴か、他の誰かが見つかったらすぐにでもツアーに出るんだが。もう一度世界中ツアーして回ったらそれでしばらくは終わりだ。どのぐらいの期間ツアーに出るのか解らない、が、コレが最後だ。」

ムステインはまた、政治的に活発な人間としてもよく知られているが、メガデスが前回のアルバムでその主張をトーンダウンさせていたが、最新アルバムは「The System Has Failed(システム崩壊)」と名づけられた事からも解るように、ムステインの中にはまだ沢山のくすぶっている問題があるようだ。

DM:「システム崩壊というタイトルは、あらゆるシステムを意味するんだ。学校や裁判所とかだ。アメリカでは今、本来であれば憲法によって定めらられるべき事柄に対し、最高裁判所の裁判官連中が判断を下している。だが、それはアメリカの建国の精神に反することだ。今はあらゆる事柄においてあらゆる宗教的寛容さが保たれている、ただしキリスト教徒は対象外だ。ユダヤ教徒でもムスリムでも仏教徒も、たとえタリズムを信仰してようとも全て自由なのに。だけどキリスト教徒だけが別個に扱われ特殊なプロセスを強いられるんだよ。例えばジョージアの大学でチアリーダーのコーチをやっている女性が居るんだが、彼女があるフットボールの試合の前にお祈りをささげただけで、そのチアリーダーのメンバーの一人のユダヤ教徒の女の子は裁判を起こしたんだ。結局そのコーチは解雇された、で俺は思うわけだ・・・『一体この国はなぜこんなにもトチ狂っちまったんだ?』ってな。イラク侵攻にしたってそうさ、ニューヨークでツインタワーが崩壊したのもそうだ。同盟関係は確かにあるかもしれんがな、アフガニスタンについて皆が支持した理由は、だれも何も失うものが無かったからだ。だが、イラクではどうだ?フランスにドイツ、ロシアはイラク侵攻に反対だったな?なぜか?連中は同じイラク北部のクルド人自治区にある油田に大金を突っ込んでいるからさ。ロシアはそこに精製施設を作るだろうし、フランスは車を売りつけようとし、ドイツは石油パイプランを組み立てるつもりなんだよ。全ての物事には裏がちゃんとあるんだ、だが大抵の人々は実際何が起こっているかほとんど知らないからな。かなりの人々が政治なんか全く気にも留めていないことは実に残念だよ。」【取材人からの注意:イラク戦争に関するムステイン氏の意見は氏の意見として尊重するが、我々の意見としては、確かにいくつかの国や政府が金銭的な貸しがあり、またビジネスを目論んではいるものの、殆どの国が戦争を支持しない理由は国連の指揮権の欠如によるもので、最近などは戦争そのものを違法と判断したほどだ。さらに付け加えると、今回の戦争を支持しなかった各国の政治的リーダーの判断は彼の支持者たちの決断でもある。最後に、同盟国の一部は実際に(戦争を支持することで)何らかの見返りを受け取ったり、もしくは、経済制裁をちらつかせられた結果そうなったとも言えよう。】

著名なエアブラシ作家のマイク・ラーンについてもその素晴らしいアルバムカバーのアートワークにて政治的意見をはっきりさせる事を手伝ったようだが・・・。

DM:「最初はピース・セルズ・・・のジャケットを書いたエド・レプカに話を持っていたんだが、奴は俺をなめてんのかとんでもない大金をふっかけてきやがってさ。それだけじゃなくて、Tシャツやらポスター何かを作る時には、いくらいくらのライセンスを支払うこと・・・とかなんかほざきやがったんだ。で、俺はこう言ったわけだ・・・「御前さぁ、誰に向かってそんな世迷いごとほざいてんだ?俺が、お前を発掘して世の中に知らしめたって覚えてるわけ?お前なんか俺の仕事をする以前はただの酔っ払いだったんだぜ?なのにこんなことを言い出して一体どういうつもりんなんだかシラネェけどな・・・お前みたいな卑怯者と仕事するなんざこっちから願い下げだ。お前は、それも誰かのせいだって言うんだろうけどな、だけどお前はコミック・コンベンションで(俺の)ヴィク・ラトルヘッドのフィギュアにサインたりしてんだから、同罪だ。』もし奴が本当に俺の友人で俺と一緒に仕事をしたいっていうなら、奴はこう言うべきだったんだ・・・『なぁ、デイブ知ってるか?ヴィク・ラトルヘッドのパチモンフィギュアを作って売ってる奴が居るんだよ。こいつどうすりゃいい?』ってな。それに対し俺がどう返事するか?もちろん、トレードマークを盗むなんてざけんじゃねー!って言うさ。だがあの野郎は友人として俺の権利を守る事は何一つしなかった。奴に愚弄されたとわかったんだ。で、誰か他の奴にやらせようと思った。奴と同じ程度にゃいいアーチストはそこら中に居るんだからな、もちろん、このアルバムのカバーアートを見てもらえばきっと解ってくれると思う。基本的なイメージは、核の冬時代の汚染されきった大気による黙示録的世界観なんだ。描かれた奴らは、腐敗しきったシステムによって裁かれようとしている所だ。どんな状況においても、金で行く末を決められるんだ。10年前のO.J.シンプソンの事件を覚えているか?奴は有名なアメフト選手で、そして全く同じ手段に訴えた。奴が何をやったかって?奴は昔の嫁さんとその男の首を切ったんだ、なのに、 奴は事件の調査を担当した警官の中にたまたま、O.J.が事件を起こす何年か前に奴に人種差別的な発言をした警官がいたんで、殺人の罪で刑務所に送られるのを免れたんだ。O.J.が二人の人間の首を切ったのはその警官が二ガーとか何か言ったせいなんだってよ!もし、システムが崩壊せずに機能していたなら、こういう結論には成らなかったんじゃないかと思うよ。それから、コービー・ブライアントが19歳の女の子とヤッた、なぜなら奴はNBAのスター選手だからだ。彼女が他の男とそれ以前にセックスした事があるからってだけで、奴は彼女をホテルに缶詰にしたにも関わらず急にお咎めなしの結論が下されたと。合意があったかどうかに関わらず、奴が姦通罪を起こしたことは事実なのに。こんな最低な奴が世界中の子供たちのロールモデルだって言うんだからな、世も末だよ。ものすごく尊大に振舞ってウィリアム王子かなんかと勘違いしてるんだぜ、プラス、まるであの事件なんか大したことじゃないとも言いたげに振舞っているんだからな・・・ざけんじゃねーよ、ものすごく重大な問題をお前は犯してんだっての!あの野郎は、世界中の子供たちの憧れをふみにじったっていうのに。」

同じようなムステインの政治的意見は「Blackmail The Universe」や「Kick The Chair」においても垣間見られる。

DM:「アルバムでは、それ以外にも言外に様々に政治的な事が語られているよ。だけどこれは最後のメガデスのアルバムだからな、最後にもう一度俺自身のあらゆる意見を盛り込みたかったんだ。」

ですが、全く毛色の違うリリカルな音色の曲「Something That I'm Not」もありますよね?

DM:「この曲はつまり、ラーズ・ウルリッヒの隣にデイブ・ムステイン置いたらこうだ!って曲なんだ(笑)出来る限りラーズに近づけたんだ。曲の終わりになると、「Something I'm not. Yet! (まだ!自分ではない何か。)」って部分がある、これは人間は自分が嫌っている何かになってしまう可能性がある、という意味なんだ。俺は、とてつもない苦痛や犠牲を払う可能性があるし、それを人に対し行ってしまう事もあるだろう、人は誰しも皆その可能性があるんだ、俺たちは人間なんだからな。誰かの後ろに回って後頭部に銃を押し付け殺っちまう事も出来るが、ただ誰もそれが実際に起こるかどうかわからないってだけなんだよ。もちろん、銃で撃っちまったら破裂して脳みそやら頭蓋骨が自分の顔にも飛び散ってくるんだってのは皆わかっていることだけど、言いたいことはつまり、人を殺してしまう可能性は誰にでもあるってことなんだ。で、最後に「まだ、やってないけど」って付け足したのはつまり俺流のアイロニーなんだな、これがムステイニズムだよ!(笑)「未だ俺自身では無いもの、まだ!な」ってね。俺にそうさせないでくれよ!(笑)」

じゃあ、もう一つのこの奇妙な(そして短い)インスト曲「I Know Jack」はどういう意味ですか?

DM:「もちろん、ジョン・F・ケネディの事だよ。今アメリカでこんな戯言を言うのが流行っててね・・・「お前は、ジャックが誰だか知らねぇだろう!」っていうんだけど・・・もちろん、俺は・・・ジャックか?あぁ知ってるさ!(笑)曲の中のこの男は明らかにジャックが誰か解っていたんだ、で、彼はダン・クエール(管理人注:パパ・ブッシュ時代の副大統領)に話しかけているんだが・・・奴は小学校に行ってさ、子供が黒板にチョークでPotato(芋)って書いた時に、ちょっと言って最後に"e"を付け足したんだよ!で、俺はそれを見ながら「勘弁してくれよ!俺たちの副大統領が何でこんなマヌケなんだよ!」って(管理人注:説明するまでも無いが、芋を意味するポテトのつづりは子供が書いたとおり、クエールのは蛇足かつ間違い。)で、コイツがロイド・ベンツェン(管理人注:クリントン政権で財務長官を務めたテキサス州選出の民主党議員。88年当時は副大統領候補だったので討論会に参加したのだろう。今の政権から見たら政敵。)との討論会を88年にやった時なんだけどさ・・・クエールが言ったんだ。「私はつまり、自分ではジャック・ケネディに良く似た人間だと思っています」とか言ったんだ。で、ベンツェンはこう反駁したんだ。「上院議員、私はジャック・ケネディとともに仕えた事があります。ジャックをよーく知ってますとも。ジャック・ケネディは私の友人でしたからね。時に上院議員、あんたは全然、ジャック・ケネディとは似てませんけどね。」ってね。

終わり。最後のほうはまぁ、ムステイニズムですから、興味ある人がそれぞれ頭絞って何が言いたいのかを考えていただきたい、と。途中管理人注意が一杯入ってすまねぇ、が、解らないと面白く無いと思って出血大サービスしました。それから、管理人としては、ムステイン氏はアメリカ人であり彼がどんな政治的意見を持とうとも彼の自由は何人もおかすことは出来ないと考えております。さらに、管理人は日本人であり私がどんな政治的意見を持とうともそれは私の自由であり日本では万人の意見の自由は保障されているわけで、その範囲において私はムステイン氏の発言を支持するものであーる。
[PR]
by trans_marty | 2005-10-03 14:54 | Interview