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マーティ語録研究所 - All rights reserved, all wrongs reversed!


by trans_marty
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下のBSインタビュー翻訳(マーティ語風)

この下の記事のマーティ語風翻訳death!
それから元のインタビューのMP3ファイルはこちらです。
---ここから---
今週のスタジオゲストは、マーティ・フリードマンさんです。

[司会] 全世界のファンを熱狂させたギタリストが、彼のギターを持って今日スタジオに来てくれました。マーティ・フリードマンさん、今日はいらして頂きありがとうございます。

[ま]こちらこそ、呼んでいただいてありがとうです。

[司会]というわけで、秘められたお話をお伺いしたいのですが・・・

[ま]もちろんですよ!

[司会]で、マーティさん・・・現在は日本にお住まいだそうですが、いらしてからどのぐらいですか?

[ま]2年半になりますから・・・

[司会]2年半もですか・・・

[ま]まぁ、結構長く居るんですけど。

[司会]日本に初めて来たのはいつですか?メガデスに居た頃ですか?

[ま]その前に、僕はカコフォニーというバンドに居ましたから、その時のツアーで、初めて日本に来ました。日本に来て、すぐに、すごくびっくりしました。僕は、ほとんどですね、まったく新しい未来に来たという感じでした。もちろん、アメリカも大好きなんですけど・・・世界中でも好きな国ですし、でも日本に来たら、もうほんとに未来って感じで、いろんな物は全部とても新しかった。ネオンライトがどこにでもあって、沢山のものが、僕は見たことも無いすごく新しいものだと思った。僕は完全に新しい世界に来たんだと思いました。それで、絶対に日本語を勉強しようと決めたんです。・・・少しずつですけど・・・メガデスのツアーの時の飛行機の中とかツアーバスの中でも、よく勉強しました。

[司会]本当ですか?

[ま]ホントにですよ、漢字は沢山練習しましたよ、まぁ、それはあまり、ロックミュージシャンらしくはない感じですけどね。


[司会]マーティさんはアメリカでも、 もちろん世界中でメガデスの一員として成功していたわけですが、そんな凄い人がソロ活動をする拠点に日本を選んだということに、非常にびっくりしているのですが。。。その理由は?

[ま]一番の大事な理由は音楽だった。僕は日本の音楽がすっごく好きなんですよ。ほんとに日本の音楽ならなんでも。。。Jポップでしょ、それからフォークにロック、ダンスミュージック、それから演歌ですね。演歌って、僕にとっては、伝統的な日本人そのものだった。日本の人たちにとって演歌はどういう感じなのかわからないですけど、でも僕には。。。こんな音楽世界中では聞いた事無かったんですよ。もちろん、演歌は普通の人々のための音楽だと思いましたけど。日本人は、普通の人が演歌を聴いてるでしょう?

[司会] あの。。。もしかして、貴方は。。。演歌がお好きなんでしょうか?

[ま]そうです、演歌は大好きですよ!僕にとっては、最初に日本の事を知ったのは演歌だった。十代の頃ハワイに住んでたんですけど、日本の音楽を流しているラジオがあったんです。それで演歌を聴きました。。。最初に聞いてもう本当にすごいと思った。そんな音楽は、全然聞いた事がないよ!と影響受けました。その、歌い方とか。。。その時は日本語は全然解らなかったんですけど、でも絶対に哀しい音楽だとは理解しました。すごく声は哀しい気持ちが出てました。そして、それは凄く、僕の琴線には触れましたよ、もう本当に。それから、どうやってそれをギターで表現したらいいですか?という事を僕はやりました。

[司会]でも、私が思うに演歌は。。。基本的に民俗の、伝統的な音楽ですから。。。その民族的な音楽を「翻訳」するって言うのは、例えばどういう風にするんでしょうか?

[ま]最初に思い浮かぶのは、美空ひばりさんの歌ですね。

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ここで、マーティが美空ひばりの「りんご追分」を演奏する。
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[ま]この歌のメロディとかは。。。ギターで弾くとすっごくかっこいい。(と、さらに演奏する)

[司会]ワオ!いや、あの。。。つまり、何となく、おっしゃってるつながりの意味が分かったような気がします。

[ま]ミュージシャンとしての僕にとっては、楽器の演奏が人間の声みたいに演奏できるのがゴール。僕にとっては、それはゴールです。そういう風な演歌を聴いた時は。。。それを僕のギター演奏に取り入れたいですよ、と思いますね。

[司会]それほどまでに気持ちを込めて演奏している人が居ると知ったら,美空ひばりさんもとても喜ぶんじゃないでしょうか。

[ま]あぁ〜、それはすっごく光栄です、ホント嬉しい!でも、そういうプロの歌手の歌を聴いたときに、僕は、プレイヤーとしてもっと頑張らなければならないと思うんですよ。

[司会]えーと、日本での今後のキャリアはどうなるのでしょうか?

[ま] 日本の音楽に、世界中の音楽にも、僕のサウンドとセンスを足していきたい。日本の音楽が海外でも評価されるようにしたいですね。そうなる時は結構近いと思いますよほんとに。つまり。。。僕は、その両方の音楽の間に居る人間として、日本の音楽がもっとアメリカ人に聞いてほしいですよ。アメリカ人のロックのファンでも、音楽のファンも、絶対に好きになると思う。

[司会]マーティさん、どうもありがとうございました。

[ま]こちらこそ、どうもありがとうございました。

[司会]最後に、もう一曲マーティ・フリードマンさんの音楽を御届けします。この曲は、3年程前にマーティさんが日本に来た時に初めて作った曲だそうです。ギターも無く、本当に日本に住むべきかどうか悩んでいた時の曲です、「ラスト・フォー・ライフ」
---ここまで---

<管理人より>
1.この番組のMP3を近日中どこかにアップします。ビデオファイルは2ちゃんねるの某スレなどを探してください。
2.日本語で既にある記事を参考に、なるべくマーティっぽく訳したつもりですが、そうじゃないよー!というツッコミ大歓迎ですので、一言ある方はコメント欄にドウゾ。
3.この後は、某スレで紹介して頂いた英語の各種インタビューの翻訳を予定しています。が。。。これらが、かなり、日本語を話しているとき、それから、日本人向けに英語を話している時のノリと違っているんですね。なんていうか、メガデス時代のものは特に、向こうのメタル雑誌の記事とかだと、もう。。。あー、いわゆる外タレっぽいのですが、それをどうしようか考え中です。。。。無理にマーティ語っぽくするのも面白いとは思うのだが、じゃあ一緒にインタビューを受けているムステインはどうすりゃいいの?とか。



by trans_marty | 2005-09-06 18:19 | Interview